高速交通による大交流時代に関する地域経済研究フォーラムが開催されました。
12月19日(木)の午後、福井駅前のハピリンホールにて、「高速交通による大交流時代と福井・中部の課題―北陸新幹線と中部縦貫道の影響をさぐるー」をテーマに、第5回地域経済研究フォーラムが開催されました。今回は、公益財団法人中部圏社会経済研究所との共催で、会場およびオンラインをあわせて140名の方にご参加いただきました。前半では、中部圏社会経済研究所の宮本文武代表理事から「中部地域が考える<大交流時代>とその課題」について、富山国際大学現代社会学部の大谷友男准教授から「北陸新幹線敦賀開業のインパクト」について、ご講演いただき、私ども地域経済研究所からは「北陸新幹線による企業活動の変化に関するアンケート調査」の分析結果等について報告いたしました。後半のパネルディスカッションでは、山田賢一越前市長、中央日本総合観光機構の寺澤大介常務理事、北陸経済連合会の牧野正広常務理事にご登壇いただき、宮本代表理事、大谷准教授を交えて、高速交通体系の整備下での産業立地や観光、駅前開発などの取組をご紹介いただくとともに、「大交流時代」に向けた福井と中部の課題について、議論いたしました。