北陸新幹線の福井延伸に関する地域経済研究フォーラムが開催されました。
11月24日(金)の午後に、福井駅前のハピリンホールにて、「北陸新幹線は福井をどう変えるか?―地域経済・都市構造の変化予測―」をテーマに、第4回地域経済研究フォーラムが開催されました。青森大学の櫛引素夫教授から、新幹線と地域との関係について、日本各地の事例を踏まえてご講演いただいた後。日本政策投資銀行の飯田一之様と宮原吏英子様より、北陸新幹線による地域経済への波及効果について、ご講演いただいた。その後、当研究所の松原宏と原田大暉が、北陸新幹線による福井県地域経済・都市構造の変化予測について、報告を行った。後半のパネルディスカッションでは、武部 衛福井県未来創造部新幹線・交通まちづくり局長、堤宗和敦賀市副市長にご登壇いただき、福井県、敦賀市のこれまでの取り組みをご紹介いただくとともに、前半の講演者を交えて、新幹線延伸に対する福井の課題について、意見交換を行った。当日は、130名の方に熱心に聞いていただくとともに、アンケートの回答のなかで、福井延伸の検討課題としては、「観光ルートの整備と2次交通」と「関係人口の増大と移住・定住施策」を挙げた方が多くを占めた。