基本情報
- 氏名
- 當麻 雅章(とうま まさあき)
- 職名
- 准教授
- 最終学歴
- 大阪大学大学院経済学研究科博士課程在学
- 学位
- 修士(経済学)
- 所属学会
- 日本経済学会、応用地域学会、日本応用経済学会
職歴
- 2020年~2024年
- 国土交通省国土交通政策研究所 研究官
- 2024年~
- 福井県立大学地域経済研究所准教授(現在に至る)
専門
空間経済学、応用計量経済学
研究活動の紹介
私が専門とする空間経済学は、都市化や産業集積など、経済活動が地理的に集まる現象を主な分析対象としています。日本では、東京や大阪に人も企業も多く集まり、大都市を形成しています。このような一部の地域に経済活動が集まる現象は、日本だけでなく諸外国でも見られます。したがって、都市の形成という現象には、個別の事情に依らない何らかのメカニズムが存在すると予想されます。こういった現象を主な分析対象としているのが空間経済学という学問です。私はこれまで、人の移動や地域の人口構成についてデータを使った実証的な研究を行ってきました。今後は、交通インフラ整備など、人や企業間の交流に関する研究を行いたいと考えています。
キーワード
集積の経済、産業集積、交通インフラ、地域労働市場
論文
- 「人口移動要因としての地域アメニティ近接性」『大阪大学経済学』66(3),1-23,2016年.
- 「Transition of Spatial Distribution of Human Capital in Japan」『応用経済学研究』13,41-57,2020年.
- 「人口集中地区(DID)を有する市町村における人口指標と都市・住宅の要素との関係性の把握~都市の持続可能性向上の観点からの分析~」『国土交通政策研究所紀要』80,17-28,2022年.
- 「洪水リスク地域人口に関する調査~将来人口予測データからみた人口変動と浸水被害前後のケーススタディ~」『国土交通政策研究所紀要』80,49-64,2022年.
- 「既存戸建て住宅の流通・活用促進に関する調査研究~世田谷区の戸建て空き家所有者を対象として~」『国土交通政策研究所紀要』81,127-146,2023年.
- 「戸建て既存住宅の流通・活用等に関する所有者意向の分析-栃木県小山市の空き家所有者等を対象として-」『国土交通政策研究所紀要』82,2024年発行予定.
調査報告書
- 「都市の特性からみた都市の定住傾向に関する調査研究」『国土交通政策研究』167, 2022年.
- 「戸建て既存住宅の流通・活用の促進等に関する調査研究―空き家の実態と流通・活用の促進手法について―」『国土交通政策研究』178, 2024年.
事典・書評・その他
- 「[海外論文紹介]都市内鉄道と都市人口成長 世界の都市データより」『季刊 住宅土地経済』36-39, 2021年冬季号.