福井県立大学地域経済研究所

教員情報

基本情報

氏名
青木 和人(あおき かずと)
職名
教授
最終学歴
立命館大学大学院, 文学研究科 人文学専攻 博士課程後期課程修了
学位
博士(文学)
所属学会
地理情報システム学会、日本社会情報学会、デジタルアーカイブ学会

職歴

1990年~2012年
京都府宇治市役所
2010年~
立命館大学歴史都市防災研究所, 客員研究員(現在に至る)
2012年~2014年
京都府宇治市教育委員会, 西宇治図書館, 館長
2014年~
あおき地理情報システム研究所, 代表(現在に至る)
2014年~
オープンデータ京都実践会, 代表(現在に至る)
2015年~
Code for 山城, 代表(現在に至る)
2017年~
京都府立大学, 公共政策学部, 非常勤講師(現在に至る)
2023年~2024年
鈴鹿短期大学部生活コミュニケーション学科こども学専攻, 准教授
2024年~
福井県立大学地域経済研究所教授(現在に至る)

専門

地理情報システム

研究活動の紹介

地理情報システムによる地域政策やオープンデータの研究をしています。これまで地方自治体での地理情報システムによる業務効率化や地域分析による地域政策立案、浸水シミュレーションによる災害予測マップ作成などを行ってきました。また、公共図書館を情報発信拠点としたウィキペディアタウン開催など、オープンデータを用いたITによる市民協働活動であるシビックテック活動を主宰しています。現在、福井豪雨災害の記憶を学生に語り継いでもらうためのデジタルアーカイブ活動を行っています。これからは、福井県内の行政、企業のDX化推進や福井県内の地域政策課題の研究に取り組んでいきます。

キーワード

地理情報システム、地理情報科学、空間情報学、空間統計、データサイエンス、地域政策、オープンデータ、デジタルアーカイブ、図書館情報学、地域情報化

著書

  • 『はじめての地理院地図: 地図学習・防災学習に使おう』単著(古今書院、2023年).
  • 『オープンデータとQGISでゼロからはじめる地図づくり』単著(講談社、2023年).

論文

  • 「地理空間情報とデジタルアーカイブの融合」『GIS -理論と応用』28(2) 51-56,2021年.
  • 「京都地籍図データベースを用いた明治末期地価分布のホットスポット分析」共著『第30回地理情報システム学会研究発表大会発表論文集』,電子版,2021年.
  • 「オープンデータ施策の有無に関する 自治体位置のホットスポット分析」『2021年日本社会情報学会(SSI)全国大会発表論文集』,電子版,2021年.
  • 「交通事故統計情報オープンデータを用いた京都府内のホットスポット分析」『第31回地理情報システム学会研究発表大会発表論文集』,電子版,2022年.
  • 「シチズンサイエンスによる交通事故統計情報オープンデータ分析」『2022年日本社会情報学会(SSI)全国大会発表論文集」電子版,2022年.
  • 「登記所備付地図オープンデータを用いた土地区画形状分析」『第32回地理情報システム学会研究発表大会発表論文集』,電子版,2023年.
  • 「シチズンサイエンスによる三重県の交通事故統計情報オープンデータ分析」,『2023年日本社会情報学会(SSI)全国大会発表論文集』,電子版,2023年.
  • 「幼児教育におけるメディア活用研究のテキストマイニング分析~2018年からの国内研究動向を対象として~」『鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要』7,電子版,2024年.
  • 「小学校社会科における防災ICT教育-GIS教育実践事例を参考に-」『鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部 教職教育センター紀要』6,電子版,2024年.
  • 「国土数値情報を活用するRパッケージgeojpの開発 ―福祉施設の立地分析をケーススタディとして―」共著『GIS -理論と応用-』31(2),19-26 ,2024年.

事典・書評・その他

  • 「今木洋大編著 『Quantum GIS 入門』」『GIS -理論と応用-』22(1),5-6,2014年.
  • 「愛知大学三遠南信地域連携研究センター(編集),蒋 湧 (監修)『地域研究のための空間データ分析入門 :QGISとPostGISを用いて」『GIS -理論と応用-』28(2),61-62,2020年.
  • 『地図の事典』分担執筆, 範囲:生活支援(朝倉書店、2020年).

招待講演・学会発表

  • Historical changes in land price formation factors over 100 years in Kyoto, Japan: comparison of the land price distributions in 1910s and 2010s in a GIS environment, IGU 2013 – KYOTO REGIONAL CONFERENCE, Kyoto International Conference Center, Japan, 2013年.
  • オープンデータ施策の有無に関する自治体位置のホットスポット分析 2021年日本社会情報学会(SSI)全国大会(於:オンライン),2021年.
  • 京都地籍図データベースを用いた明治末期土地所有者のクラスター分析  第30回地理情報システム学会研究発表大会(於:オンライン),2021年.
  • 「身近にあるオープンデータ身近なデジタル化」 Wikipedia 20 in JAPAN(於:伊丹市立図書館ことば蔵)2021年.
  • 「ジャパンサーチを用いた地域情報発信~「2020アーバンデータチャレンジ京都:ジャパンサーチ・タウン」 ジャパンサーチを使ってみた!~教育・研究・地域情報発信の現場から~,(於:国立国会図書館)2021年.
  • 「市民参加型デジタル地域情報発信ウィキペディア・タウン」,ジャパン・オープンサイエンス・サミット 2021 みんなで翻刻からはじめるオープンサイエンス(於:オンライン)2021年.
  • 「ジャパンサーチ・タウンについて」 Code4Lib JAPAN 2021(於:オンライン)2021年.
  • シチズンサイエンスによる交通事故統計情報オープンデータ分析 2022年日本社会情報学会(SSI)全国大会(於:東北大学),2022年.
  • 交通事故統計情報オープンデータを用いた京都府内のホットスポット分析 第31回地理情報システム学会研究発表大会(於:沖縄産業支援センター),2022年.
  • シチズンサイエンスによる三重県の交通事故統計情報オープンデータ分析 ,2023年日本社会情報学会(SSI)全国大会(於:立教大学),2023年.
  • 登記所備付地図オープンデータを用いた土地区画形状分析 第32回地理情報システム学会研究発表大会(於:電気通信大学),2023年.
  • 「ウィキペディアタウンの活動」 社会情報学会SSI関東支部研究会(於:オンライン)2024年.

社会・地域活動

  • 地理情報システム学会 代議員、教育委員会委員、GIS資格認定協会委員
  • 総務省地域情報化アドバイザー
  • 福井豪雨災害デジタルアーカイブ活動

教育活動

  • 京都府立大学公共政策学部非常勤講師