福井県立大学地域経済研究所

教員情報

基本情報

氏名
森嶋 俊行(もりしま としゆき)
職名
准教授
最終学歴
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了
学位
博士(学術)
所属学会
日本地理学会、経済地理学会、人文地理学会、観光学術学会

職歴

2015年~2024年
四天王寺大学人文社会学部(講師)
2024年~
福井県立大学地域経済研究所准教授(現在に至る)

専門

経済地理学、観光地理学

研究活動の紹介

文化遺産の一種である産業遺産の保存と活用をめぐる企業と地域の関係について、特に観光を巡る様々な出来事を中心に、経済地理学的な視角から研究しています。今後、福井から日本、世界の未来に資するような観光地理研究・教育活動を進めていきたいと考えています。

キーワード

文化遺産、地域政策、地域経済、観光地理学、工業地理学、経済地理学、企業城下町、産業遺産、産業観光

論文

  • 「旧鉱工業都市における近代化産業遺産の保存活用過程―大牟田・荒尾地域を事例として―」『地理学評論』48(4),305-323.2011年.
  • 「企業創業地における近代化産業遺産の保存と活用―倉敷地域と日立地域の比較分析から―」『経済地理学年報』60(2),67-89,2014年.
  • 「近代化産業遺産の保存と活用に関する政策的対応の比較」『E-journal GEO』9(2),102-117,2014年.
  • 「企業文化と近代化産業遺産の保存・活用」(松原 宏編著『知識と文化の経済地理学』分担執筆,古今書院)2017年.
  • 「企業城下町の構造変化-茨城県日立地域の事例-」(松原 宏編『産業集積地域の構造変化と立地政策』分担執筆,東京大学出版会)2018年.
  • 「産業遺産と観光」(松原 宏編著『新経済地理学概論』分担執筆,原書房)2022年.

調査報告書

  • 『広域関東圏における主要産業集積地域の構造変化と将来の発展方向に関する調査研究報告書』(日本立地センター)第2章「日立地域における産業集積の構造変化」2015年.

事典・書評・その他

  • 「産業遺産としての鉄道遺産へのまなざしと保存活用様態」『運輸と経済』82(4),49-54,2022年.

招待講演・学会発表

  • 企業ヘリテージは多様な価値観が共存するフォーラムの場となりうるのか? ―2010年代以降の足尾銅山関連ヘリテージに関する新しい動きから― 観光学術学会大会(於:阪南大学)2024年.